上回提要︰澤田研二新聞2004: 阿久悠訪問(真似ず本物)+ 補充
曾患腎臟癌的作詞家兼作家阿久悠2007年8月1日凌晨5時29分因尿管癌於東京慈惠會醫科大學附屬病院離逝,享年70歲。
阿久悠さん死去、70歳…沢田研二らヒット曲量産
2007/08/01 ZAKZAK > 芸能
作詞家で作家の阿久悠さん(あく・ゆう=本名・深田公之)=写真=が1日午前5時29分、都内の病院で亡くなった。70歳だった。阿久さんは7月に入って体調を崩し、都内の病院に入院していた。
阿久さんは1937年2月7日、兵庫県淡路島生まれ。59年明大文学部卒業後、広告代理店宣弘社に勤務し、番組企画やCM制作を手掛ける。
作詞家デビューは67年ザ・モップスの「朝まで待てない」。70年「白い蝶のサンバ」が大ヒットして注目を集めた。
その後は山本リンダ、ピンク・レディー、沢田研二らのヒット曲を次々と書き、日本レコード大賞、日本歌謡大賞、日本作詩大賞、古賀政男記念音楽大賞など受賞。
テレビ「スター誕生」の企画・審査員を担当するなど、テレビや劇画の企画・原作の分野でも活躍した。
78年に「ゴリラの首の懸賞金」で作家としてもデビュー。「瀬戸内少年野球団」が直木賞候補になり、推理小説「殺人狂時代ユリエ」で横溝正史賞を受賞。89年兵庫エフエム会長に就任、のち最高顧問となった。手掛けた作品は5000曲以上に及ぶ。
主な作品は、「笑って許して」「真夏のあらし」「また逢う日まで」「ピンポンパン体操」「さらば友よ」「北の宿から」「勝手にしやがれ」「津軽海峡・冬景色」「UFO」「雨の慕情」「もしもピアノが弾けたなら」「契り」「北の蛍」「熱き心に」「蛍の提灯」など。
著書は「ちりめんじゃこの詩」「飢餓旅行」「絹婚式」「家族の神話」「ラヂオ」、短編集「詩小説」、自伝「生きっぱなしの記」などがある。
漫画家、黒鉄ヒロシさんの話 「雑誌の対談で今年4月にお会いしましたが、病気のことは何もおっしゃらなかった。少しお痩せになって声が出しづらそうな印象もありましたが、対談中は毅然としていて、ダンディーで、弱みをみせない。昔のいい日本人のタイプ、漢(おとこ)という感じでした」
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