澤田研二新聞2010: 沢田研二訪問 ～ 年過六十也奔跑的JULIE + 補充

我都係「天の邪鬼 」~~~

以前澤田研二又忙又節食咪捱出個胃潰瘍囉！
為左嘔本《水の皮膚》出黎都唔知冇食幾多餐飯呀！
唔俾飽飯JULIE食真係無陰公呀！

以後唔准再話佢而家太Ｘ！
餐餐都有飽飯食唔好咩？

每個人都會老架啦！ 唔好再迷戀佢既虛像！

如果接受唔到而家既JULIE，我勸你早點歸去！！！


如有譯錯，敬請見諒。

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Front Runner Selection
第39回 歌手　澤田研二先生　年過六十也奔跑的JULIE
2010年3月13日　朝日新聞「be」

與The Wild Ones一起唱歌。「我的原點是LIVE」。
右二是加瀨邦彥先生=2月8日，東京涉谷的NHK

2月8日在NHK的錄影廠為音樂歌節目《SONGS》錄影 。穿上一身藍色套裝的5個男人，在新曲《海邊Shalala》（渚でシャララ）中一起跳舞。

Julie的暱稱為人所認識，年過花甲的澤田研二（沢田研二）和1966年組成的長壽樂隊The Wild Ones的4人。

平均年齡63.2 歲，做不到EXILE那樣。接受了排舞師的指導，2次、3次重新拍攝 。「活動總有點搞笑呢。 」The Wild Ones的隊長加瀨邦彥（加瀬邦彦）搖頭說。Julie說︰「好啊。在這個年紀，跳得太好就不可愛了。 」大家都大笑了。


Julie曾經是老虎樂隊的主音 ，71年作個人發展以來，直到85年脫離大型事務所獨立的15年間，個人單曲總銷量達1226萬張，力壓老牌的演歌歌手和人氣組合，登上公信榜的第1位。

獨立後是「從心所欲地來做」，老早就放棄美男子的線路，最近的演出故意錯把「Julie」（ジュリー）稱為「老頭兒（Jijii）」（ジジイ）引觀眾發笑。

每年不缺新作，專輯粗略計有50隻 ，拿手歌超過500曲，只有這個推出過這麽多樂曲的歌手才是世界爭霸之列。 動員5萬人的花甲紀念演唱會為歌唱生涯加上段落後，被認為會稍事退下，相反極為忙碌。

去年與為老虎樂隊製造了出道機會的內田裕也（内田裕也）舉行了聯合演唱會 ，而今年又以「像報恩的心情」與加瀨的The Wild Ones合作。

加瀨是從Group Sounds時代的深交 ，個人發展時的監製，又是大熱歌曲《危險的二人》（危険なふたり）、《TOKIO》等的作曲者，苦樂與共。

Julie不久將會和The Wild Ones一起發表新專輯，5至8月舉行全國巡迴演唱會，每年慣常的個人巡迴演唱會和音樂劇也落實，笑說︰「變得瞎忙感到為難 」。

那個音樂戲劇是在3至4月在東京和神戶演出，是川上弘美的原作《老師的皮包》（センセイの鞄），飾年老教師，是繼05年之後第2度公演，據說是因為追悼這齣劇的監督，已故的久世光彥而決定再度上演。

根本是個重感情的人，94年填詞人安井和美（安井かずみ）離逝，以安井為自己寫的歌進行公演。同樣地，填詞人阿久悠07年逝世，手臂戴上喪章在舞台上演唱了出自他手筆的《任意讓時光消逝》（時の過ぎゆくままに）。

1月24日，東京涉谷。今年的新年演唱會首日比起往年遲了兩週。

「昭和46年（1971）的這天，老虎樂隊解散了，故意選出這天為今年的工作作個開始。 」

對觀眾那樣說，掌聲和歡呼聲湧現，又演唱老虎樂隊的歌曲，在狹窄的舞台上到處跑。

明年是個人出道40週年、老虎樂隊解散40週年的一年，Julie最想報答的肯定是老虎樂隊的伙伴，重組的盼望，仍然一直繼續 。

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Profile

鳥取縣出生，京都市長大。67年18歲時任老虎樂隊的主音出道。71年老虎樂隊解散，與萩原健一等人組成PYG，後來作個人發展。73年憑《危險的二人》奪得《日本歌謠大賞》，77年《從心所欲》（勝手にしやがれ）贏得《日本唱片大賞》，80年代連續多首的流行歌曲《武士》（サムライ）、《卡薩布蘭加》（カサブランカ　・ダンディ）、《TOKIO》等。2008年，東京巨蛋和大阪巨蛋的花甲紀念演唱會，舉行兩天共約5萬人出席。

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不是追夢的類型

——與The Wild Ones組成的契機是什麼？

被加瀨邦彥一句「要拿到Oricon第1位 」引誘的（笑）。加瀨是我很暢銷時的唱片監製，多年來除了作曲，服裝和表演等視覺效果都提供意見，引領著自己。要說的話，就像思師一樣 。如果不是加瀬，其他人的邀請都不會接受。


——音樂劇《老師的皮包》是第2度上演呢。

上次（05年）的監督是久世光彥先生，無論他是電視劇監督或是填詞人時，都得到他的關照 。那個久世先生，最後演出那天突然說︰「剛才麻煩請澤田君再上演了」，玩笑和認真的成份都有，一邊想「我沒聽到」，一邊避開著 。之後不久，久世先生就離逝了 ，因為那句說話就好像遺言一樣留在心裡 ，所以我決定再做一次。

《新老師的皮包》的採排。每年必定發表新作CD，
巡迴演唱會和音樂劇=東京都內

——最近的活動，感到像「報恩」一樣的印象。

不知道能否成功報恩，但是那樣的心情吧！我從老虎時代開始，就位於冰冷處，會對其他隊員說「要成為日本第一樂隊 」，但又說「那樣困難吧 」。我會拼命地做被給予的工作，我可不是追尋自己夢想的類型，與大家激烈地競爭的話，倒不如退後一步。我承蒙各人的關照，我會努力的了。

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難看也會跑

——年過花甲，也以全速在舞台上跑來跑去。

真的如果度過60歲時，要不是有樂隊的話，會一個人拿著結他靜靜地唱敘事曲(ballade) 。6小時80曲的花甲演唱會成功了，我和工作人員、歌迷也變得精神起來 。原本只是打算付錢看看的人都沒想過會那麼快樂。戲劇也是出場較少的演員想辦法引人注目去蓋過「美好的壓軸戲」一樣地討厭。被大家指「台詞非常多呢。」然後說：「不是吧。（笑）」就是那樣的稟性。

以前看（美國歌手）Diana Ross 的演唱會，臨近尾聲時她已很疲累，漸漸變得不像話 ，聲音也逐漸微弱。但是那是首次見到她本人，不其然想著「加油啊 」，我想那樣的情況我也試過，那是個沉重的身軀，就算跑 ，姿勢也一定不好看 ，不過就算難看也希望努力地用身體去感動人。

反正自己的體力遲早也變得無力堅持，到時唯有唱敘事曲，因此現在還要努力。


——自己何時與「美男子線路」訣別的呢？


已經是頗久之前，自己沒有親口說過 ，85年左右呢！從前怎樣吃也不會胖 。可是過了40歲 ，到50歲的時候完全…… 。但是我最討厭被說是肥或瘦 。體質，是遺傳啊 。那個問題是強詞奪理，我是「天の邪鬼 」（專唱反調），如果肥胖是被討厭的話，我想也許不只有那個。「漂亮的東西 ，總之看著虛像就滿足嗎？不是看人（的本性）的嗎？ 」沒辦法這樣說，好像在詭辯，但人是會轉變的，誰都會老和衰落的 。

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生存是為死亡而準備，粗略地說。

——今年自己的新作也是嗎？

是。會推出一隻有4首歌曲的細碟，從去年開始就沒有出過大碟而出細碟，在演唱會中增加了拿手歌而令的機會丟失了。自己拼命地作曲，也有別人作曲的，如果可以也唱幾次，也有報恩歌曲。一邊好好的處理自己的事情，一邊活著（笑） 。畢竟，生存是為死亡而準備 ，粗略地說 。

——明年是個人出道了40年的階段，同時老虎樂隊也是解散了40年。

嗯，要集合老虎樂隊全員在一起是困難也說不定，不過現在正努力著啊！與Pee（瞳みのる=離開了老虎樂隊後，退出了音樂界）隔了好久再見面。全部都是大年紀的，懷著「慢慢地」的感覺 ，沒有焦急的必要，如果明年運氣好的話 ，總之，當大家的思想一致就是實現重組之時啊。

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Column: Check Point

今次的課題是向朋友報恩。

沒有人這樣做的。那是Julie的人生中最高的課題。

70年代初，打破了當時的常理，自聘樂隊在電視節目（不是電視台聘請的），並打入歐洲市場，登上法國流行榜十大。

70年的下半年對演出講究了 ，向觀眾席上扔出帽子，手中拿著小刀唱歌，從口中噴出酒來，也背上連著降落傘的電燈泡服裝。

這個課題仍然持續有效，6小時的花甲紀念演唱會中唱了80曲，完成了「艱苦修行」。迎接60歲後，新的課題增加了。晚年更加好好地活著。盡量在演唱會中唱出值得深思的曲子，是對以前的伙伴報恩的姿態。

在花甲演唱會中演唱已故河島英五筆下的《幾個場面》（いくつかの場面），流下眼淚 。據說是想起了與老虎樂隊的伙伴的離別，以及PYG時代被喝倒彩的情況。在大阪的演唱會，河島先生的妻子和長子也到場觀看。

（佐藤修史）

フロントランナーセレクション
第39回 歌手　沢田研二（さわだ・けんじ）さん　還暦過ぎても走るジュリー
2010年3月13日付紙面から 朝日新聞「be」

ザ・ワイルドワンズとともに歌う。
「僕の原点はライブです」。
右から2人目は加瀬邦彦さん＝2月8日、東京・渋谷のNHK

NHKのスタジオで2月8日、歌番組「SONGS」の収録があった。おそろいの青いスーツに身を包んだ男5人が、新曲「渚（なぎさ）でシャララ」に合わせて踊る。

ジュリーの愛称で知られ、還暦を過ぎた沢田さんと、1966年結成の長寿バンド「ザ・ワイルドワンズ」の4人だ。

平均年齢63.2歳。EXILE（エグザイル）のようにはいかない。振付師の指導を受け、2度、3度と撮り直す。「動きが何だかお笑いっぽいね」。ワンズのリーダー加瀬邦彦さんが首をひねる。ジュリーが「いいんですよ。この年齢（とし）だから、あんまりうまいのもかわいげがない」と返し、みんなが大笑いした。

ジュリーはザ・タイガースのボーカルを経て、71年にソロデビューした。以来、大手事務所から独立する85年までの15年間では、シングルの売り上げ枚数が1226万枚にのぼり、ベテラン演歌歌手や人気グループを抑え、堂々の1位（オリコン）。

独立後は「好き放題にやってきた」。二枚目路線はとっくの昔に放棄。最近の公演では「ジュリー」をわざと「ジジイ」と言い間違えて客の笑いを誘う。

毎年欠かさず新作を出し、アルバムはざっと50枚。持ち歌は500曲を超す。これだけ多くの楽曲を世に出してきた歌手は世界にもそうはいない。5万人を動員した還暦記念公演（2008年）で歌手人生に区切りをつけ、少し落ち着くかとみられたが、逆に多忙を極めている。

昨年は、タイガースのデビューのきっかけを作ってくれた内田裕也さんとジョイントコンサートを実施。そして今年は、「恩返しのような気持ち」で加瀬さんのワンズと組んだ。

加瀬さんは、グループサウンズ時代から親交があり、ソロ時代にはプロデューサーとして、またヒット曲「危険なふたり」「TOKIO」などの作曲者として苦楽を共にしてきた。

ジュリーはまもなく、ワンズと共作したアルバムを発表し、5～8月にはこのメンバーで全国ツアーもする。毎年恒例のソロツアーや音楽劇も予定されていたから、「やたら忙しくなって困っています」と笑う。

その音楽劇は3～4月に東京と神戸で上演。川上弘美さん原作の「センセイの鞄（かばん）」で、老齢の元教師に扮する。実は、本作を上演するのは05年に続いて2度目だ。前回の演出者、故・久世光彦（くぜてるひこ）さんへの哀悼の思いを込めて再演を決めたという。

もともと義理堅い人ではある。94年に作詞家の安井かずみさんが亡くなると、安井さんが自分に書いてくれた曲だけで公演をした。同様に、阿久悠さんが死去した07年には、腕に喪章を巻いてステージに立ち、1曲目に阿久さんのペンによる「時の過ぎゆくままに」を歌った。

1月24日、東京・渋谷。今年の正月コンサートの初日は例年より2週間ほど遅かった。

「昭和46年（1971）のこの日、ザ・タイガースが解散しました。今年の仕事始めに、わざとこの日を選びました」

客席にそう語ると、拍手と歓声が沸き上がった。タイガースの曲も披露し、ステージを所狭しと走り回る。

来年はソロデビュー40年、タイガース解散40年の節目の年。ジュリーが一番恩返ししたいと思っているのはタイガースの仲間たちに違いない。再結成も視野に、まだまだ走り続ける。

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プロフィール

鳥取県で生まれ、京都市で育つ。67年、18歳のときにザ・タイガースのボーカリストとしてデビュー。71年にタイガース解散、萩原健一さんらと組んだ PYGを経てソロデビュー。73年、「危険なふたり」で日本歌謡大賞。77年に「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞受賞。以後、80年代にかけ、「サムライ」「カサブランカ・ダンディ」「TOKIO」などヒット曲を連発。2008年、東京ドームと京セラドーム大阪で還暦記念コンサートをし、2日で約5 万人を動員した。

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夢を追いかけるタイプじゃない

――ザ・ワイルドワンズと組むきっかけは何だったのですか。

加瀬（邦彦）さんに「オリコンで1位をとらせてやる」と誘われました（笑）。加瀬さんは、僕がよく売れていたころのプロデューサー。長年、作曲のほか、衣装やパフォーマンスなどビジュアル全般で助言をくれ、引っ張ってもらった。言ってみれば、恩師のような存在。加瀬さんでなければ、他の誰からのお誘いでもやってなかったでしょう。


――音楽劇で「センセイの鞄（かばん）」を演じるのは2度目ですね。

「新センセイの鞄」のけいこ。
毎年必ず新作CDを出し、ツアーと音楽劇をこなす＝東京都内

前回（05年）の演出は久世光彦さん。テレビドラマの演出や作詞などでもお世話になっていた人です。その久世さんが、最終日の打ち上げのあいさつで、「さっき沢田くんに再演をお願いしました」と唐突に言ったんです。冗談とも本気ともつかず「聞いてないぞ」と思いながら受け流していたんですが、それからしばらくして久世さんは亡くなった。あの言葉がまるで遺言のように心に残ったので、改めてやってみようと思ったわけです。


――最近の活動からは、「恩返し」のような印象を受けます。

恩返しになるかどうかは分かりませんが、そんな気持ちですよね。僕はタイガース時代から、どこか冷めていました。他のメンバーに「日本一のバンドになるぞ」と言われても、「そんなん無理やろ」と。与えられた仕事は一生懸命やるけど、自分から夢を追いかけるタイプじゃない。みんながワーッと競争すると、むしろ一歩引いちゃう。いろんな人にお世話になったおかげで、がんばれたのだと思っています。

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ぶざまでも走る

――還暦を過ぎても、ステージを全速力で走り回っていますね。

本当は60歳を過ぎたら、バンドでなく、ギター一本で静かにバラードを歌うスタイルにするつもりだったんです。でも、6時間で80 曲を演奏した還暦公演が成功し、僕もスタッフも、たぶんファンの人も元気になっちゃった。そもそもお金を払って見てもらう以上、ラクしちゃいかんと思うんです。芝居でも、少ない出番で目立つような「おいしいとこ取り」は嫌。みんなに「セリフも多くて大変ね」と言われたい。そして、「そうでもないですよ」と言いたい（笑）。そういう性分なんです。

かつて（米国人歌手の）ダイアナ・ロスの公演を見たとき、終盤に彼女が疲れ、だんだんあられもなくなってくるんです。もう声も絶え絶え。でも、そこで初めて生身の人間が見える。「がんばってるなあ」と引き込まれ、僕もそうありたいと思いました。そりゃ体は重いですよ。走っても、きっと格好はよくない。でも、ぶざまでもがんばっている姿は感動を呼ぶと思うんです。

いずれは体力的にがんばれなくなる。バラードしかできなくなる。だから今はまだがんばりたい。

――自分の中では、いつごろ「二枚目路線」と決別したのですか。

もう、かなり前です。口に出したことはないけれど、85年ごろかなあ。昔は食べても太らなかった。それが40歳を過ぎ、50になるころにはすっかり……。でも僕はね、太ったとか、やせなさいとか言われるのが一番嫌なんです。体質、遺伝なんですよ。それを問題にされるのは理不尽です。僕は天（あま）の邪鬼（じゃく）だから、太って嫌われるなら、それだけのものじゃないかと思ってしまう。「きれいなもの、要するに虚像だけを見ていれば満足なんですか？　人間を見ていないんじゃないですか？」と言いたくて仕方がない。へりくつのようでしょうが、人間は変わっていくもの。誰もが老い、朽ちていくんです。

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生きるって死ぬ準備。おおざっぱに言えば

――今年は自身の新作も？

ええ。4曲入りのシングルを出します。昨年からアルバムでなくシングルを出すようにしました。持ち歌が増えすぎてライブで歌う機会がなくなってきたからです。一生懸命作った曲もあるし、人に作ってもらった曲もあるから、できれば何回でも歌いたい。曲への恩返しもあるんです。ちゃんと身の回りを整理しながら生きていかないと（笑）。やっぱり、生きるって死ぬ準備でしょ。おおざっぱにいえば。

――来年はソロデビュー40年の節目。同時にザ・タイガース解散から40年にもあたります。

うーん、タイガースの全員が集まるのは難しいかもしれない。でも今、努力はしていますよ。ピー（瞳みのるさん＝タイガース脱退後、音楽活動を停止）とも久々に会っています。みんないい年齢だし、「そろそろ」という気持ちは持ってるんじゃないかな。焦る必要はないけれど、運良くいけば来年……。いずれにしても、再結成の実現はみんなの思いが一緒になったときですよ。

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コラム: チェックポイント

今の命題は仲間への恩返し

誰もやっていないことをする――。それがジュリーが自分に課した至上命題だ。

70年代初頭、当時の常識を破り、テレビ番組には（局のお抱えでなく）自前のバンドで出演。欧州にも進出し、フランスでベスト10入りした。

70年代後半からは演出に凝った。客席に帽子を投げ飛ばし、ナイフを手に歌い、口から酒を噴き出し、電飾の衣装でパラシュートも背負った。

命題はその後も生き続け、還暦記念公演では6時間で80曲を歌う「荒行」をこなした。

60歳を迎えると、新たな命題が加わった。晩年をよりよく生きる――である。思い入れのある曲をなるべくライブで歌おう、かつての仲間に恩返しをしようという姿勢だ。

還暦公演では故・河島英五さんが書き下ろした「いくつかの場面」を歌い、涙を流した。ザ・タイガースの仲間との離別や、PYG時代にやじられたことを思い出したという。大阪公演では、河島さんの妻と長男も見守っていた。

（佐藤修史）

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（更新日：2010年11月02日）

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